SORAMIRUのAI検知は、対象によって完成度が異なります。このページでは11の検知対象それぞれの現在地、検証データでの実測精度、撮影からレポートまでの工程、従来の点検手法との違い、法令・許可への対応をまとめています。
提供中の2対象について、検証データでの正解率・適合率・再現率を公開しています。同じモデルをブラウザ上でそのまま試すこともできます。
検知対象によって技術の完成度は異なります。今すぐお使いいただけるものと、開発を進めているものを分けてご案内します。
市販の産業用ドローンと自動航路ソフトを使用。現場ごとに登録した経路を、毎回同じ角度・高さで自動撮影します。
撮影データはGPS位置・角度情報付きで、自動的にクラウドストレージへアップロードされます。
自社で学習させたモデルが外壁のひび割れ・腐食を検知し、種類・場所・信頼度を出力します。太陽光パネルのホットスポットは赤外線の温度差解析で対応予定で、現在準備中です。
同じ地点の前回撮影とAIが位置合わせして比較し、悪化・新規箇所を自動で抽出します。
解析結果はデータベースに蓄積され、点検レポートの下書きが自動生成されます。有資格者が確認した上でご提出用に仕上げます。
飛行ルートの設定で自動飛行が可能です。経験豊富なオペレーターが準備から書類作成まで対応します。
外壁のひび割れ・腐食を可視光から検知。太陽光パネルのホットスポット等も順次対応します(上記参照)。
前回撮影とのAI差分比較で、悪化・新規発生箇所を自動でマーキングします。
法定点検・施主提出用の書類の下書きを自動作成し、有資格者の確認を経てご提出いただけます。
検知した異常を現場図面上にピン留めし、対応の優先順位を提示します。
AIはあくまで一次スクリーニング。最終確認は有資格者が行う前提で設計します。
AI判定デモは英語表示に対応済み。中国語など追加言語のご要望にも対応可能です。
足場・ロープアクセスや高所作業車を否定するものではありません。現場の状況に応じて、それぞれ向き・不向きがあります。
| 比較項目 | 足場・ロープアクセス | 高所作業車・ゴンドラ | SORAMIRU(ドローン+AI) |
|---|---|---|---|
| 仮設・搬入の要否 | 足場・ロープアクセス足場の設置・解体が必要(日数を要する) | 高所作業車・ゴンドラ車両が入る動線・設置スペースが必要 | SORAMIRU(ドローン+AI)機体を飛行させるのみ。大掛かりな仮設は不要 |
| 高所作業のリスク | 足場・ロープアクセス作業員が足場・ロープで高所に上がる | 高所作業車・ゴンドラゴンドラ上での高所作業が発生する | SORAMIRU(ドローン+AI)操縦者は地上から操作。高所に人が上がらない |
| 天候・風への依存 | 足場・ロープアクセス悪天候時は作業を延期 | 高所作業車・ゴンドラ強風時は使用不可。悪天候時は延期 | SORAMIRU(ドローン+AI)強風・悪天候時は飛行不可(同様の制約あり)。ただし仮設の搬入・解体の手間がない分、実施日の調整はしやすい |
| 記録の残り方 | 足場・ロープアクセス点検者の手書きメモ・写真が中心 | 高所作業車・ゴンドラ点検者の手書きメモ・写真が中心 | SORAMIRU(ドローン+AI)全撮影データとAI検知結果をレポート化。前回点検との自動比較にも対応 |
| タイル等の「浮き」調査 | 足場・ロープアクセス打診棒による物理検査(確立された手法) | 高所作業車・ゴンドラ目視が中心。打診は別途足場等が必要 | SORAMIRU(ドローン+AI)2022年の告示改正で打診と同等以上に位置づけられた赤外線ドローン調査に対応。専用AIモデルは試験運用中 |
※ 打診検査そのものの精度・法的位置づけを否定するものではありません。SORAMIRUは、日常的な巡回点検や、足場を組む前の一次スクリーニングとして特に有効です。打診検査が法令上必要な場面(築10年以降の全面調査など)では、従来手法または赤外線ドローン調査との併用をご案内します。
ドローンを定期飛行させるには、機体登録や資格、飛行ごとの届出など、いくつかの手続きが必要です。SORAMIRUは撮影・検知だけでなく、この運用体制を整えるところまで一緒に対応します。